静岡県高等学校総合文化祭は、県内の高等学校及び高等部を置く特別支援学校における芸術文化活動の振興と創作活動の活性化を目的として開催しています。
令和8年度の県高総文祭は、4月5日の百人一首専門部の開催を皮切りに、翌年1月下旬までの10か月間にわたり、22の専門部による大会等が県内各地で展開されています。文化部の生徒にとって、発表・競技・展示そして交流の場として、年々その内容は充実し、発展を遂げてまいりました。未来を担う高校生たちが、日頃の活動で培った表現力や技能を発揮し、さまざまな人々と交流を深められる本文化祭の存在は、非常に意義深いものと考えております。
さて、今年度の全国高等学校総合文化祭は、7月26日から8月1日にかけて秋田県で開催されました。本県からは17部門に代表生徒が参加し、それぞれの専門部において日頃の成果を十分に発揮し、静岡の芸術文化の素晴らしさを全国に届けてくれました。
このたび、全国高総文祭(あきた総文2026)に出場・出品した県代表団体・個人による発表の場として、グランシップにて9月19日から展示部門を、9月20日にはステージ部門の発表を行います。御来場の皆様には、本県高校生が日々積み重ねてきた努力の成果はもちろん、一人ひとりの豊かな感性や創造力、そして部活動にかける情熱を、心ゆくまで御鑑賞いただければ幸いです。
高校時代に、一つの目標に向かって仲間と励まし合い、喜びや悔しさを分かち合いながら打ち込んだ芸術文化活動は、豊かな感性や創造性を育むとともに、人生を支えるかけがえのない財産となるでしょう。そして、その経験は、将来さまざまな困難に直面したとき、自分を信じて一歩を踏み出す勇気や、新たな挑戦を続ける力となって、皆さんを支えてくれるはずです。
部活動の価値は、勝敗や順位だけでは決して測ることはできません。目標に向かって挑戦し、試行錯誤を重ねる中で培われた力は、皆さんの未来を豊かにするとともに、学校や地域に新たな文化と活力をもたらす力となるでしょう。
本文化祭が、互いの表現に学び合い、新たな出会いと刺激を得る場となり、それぞれの活動への誇りと次への意欲につながることを心から願っています。
結びに、日頃から熱心に御指導くださっている先生方をはじめ、生徒を温かく支え、励ましてくださっている御家族の皆様、そして本文化祭の開催に御尽力いただいたすべての関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。