
■ 制作の意図
多くの人が様々な種目を通して作り上げていくという総合文化祭のイメージを小人がパズルを組み立てていく様子で表しました。また、パズルの形も静岡県から連想される富士山の形にしてわかりやすいように工夫しました
■ 審査報告及び作品講評
今年度は昨年度と比べ参加校が1校増え、9校107点の作品を審査しました。今年度も様々な表現の作品が集まり審査のやり甲斐がありました。応募の生徒たちは、県高総文祭ポスターの主旨を理解し、内容や構成がよく練られた作品が多くありました。高校生離れした構想力と技法、構成で目を見張る作品も多く見受けられました。生徒たちは何気ない日常生活の中で、周りの事象に注視し、それらに心を留め、表現に繋げていくという、日頃から問題意識をもって生活をされていることが想像され、創造の原点を見る思いでした。
最優秀賞に選ばれた富士宮東高校の望月瑠那さんの作品は、何と言ってもその構成力と配色の妙、色彩の美しさに目を引かれました。また、小人がパズルを組み立てていく様が愛らしく、日本の伝統を感じさせる内容の中に現代性を加味し、望月さんのコメントにもあるように ”多くの人が様々な種目を通して作り上げていく県高総文祭のイメージ”を見事に表現しています。画面中央にある「そうぶん」の字体や配色も画面を引き締めており、一層魅力的な作品に仕上げることができたと思います。何と言っても、若いエネルギーを感じさせ、前向きな気持ちにさせてくれる印象的な作品との出会いでした。
今年度 | 昨年度 | |
---|---|---|
応募校数 | 9校 | 8校 |
応募作品数 | 107点 | 95点 |

(富士宮東高校 3年)

(沼津西高校 2年)

(清水南高校 2年)

(沼津西高校 2年)

(沼津西高校 2年)

(富士宮東高校 3年)

(富士宮東高校 3年)

(富士宮東高校 3年)

(富士宮東高校 3年)

(清水南高校 2年)

(清水南高校 2年)

(浜名高校 3年)

(藤枝特別支援学校
焼津分校 3年)